人生は沼だらけ

バンド、カメラ、バイク…果てはコスプレ。

PENTAXに期待してはいけない5つのこと

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はい、どうもこんばんは。
珍しく早めの更新です。

 

元々リーズナブルな趣味であったカメラが
いつの間にか大きな沼に成長した昨今。

 

先日書いたように遂にフルサイズデビューしたわけで。

K-1 MarkIIが来て、レンズも揃ってきて、
もちろんこの先もPENTAXにお世話になるつもりです。

 

…つもりですが、
KPから通算して1年ちょっと
PENTAXを使っていてここはちょっとな…

というところも実際見えてきました。

 

 

まあ、前々から結構散々
言われていることが殆どなんですが

こう、無責任にPENTAXをオススメした感じになって
クレームとか来ると嫌じゃないですか。
いや来ないと思いますけど。笑


というわけで今回は
心を鬼にしてここが駄目だよPENTAXの回です。

 


1.フォーカス速度


もう何をおいてもこれですよね。
今更言うまでもなくPENTAXの大きな弱点の一つです。

 

自分の場合はPENTAXに移る前が
マイクロフォーサーズ+オールドレンズの
フルマニュアル操作だったので

 

 

最初は

「え、ピント合わせてくれる…ありがてえ…」

くらいに思ってました。

 


ただ、マニュアルフォーカスしていたからこそ

「いやそっちじゃねえよ!」ってところにピントが合ったり

ライブビュー使ってるわけでもないのに
いつまでもジーコージーコーピントを探り続けたり

 

正直言って結構な頻度であります。

 

なので、小さい子供とか
走り回る動物、飛ぶ鳥、F1の流し撮りとか
軌道の読めない素早い被写体は絶対的に苦手です。


逆に鉄道とか、飛行機とか
ある程度軌道の予測できる被写体なら
慣れと腕次第でどうにかなるかなというレベルです。

 


~フォロータイム~
ここに関しては
正直各々撮りたい被写体が何かによって
判定はバッサリ分かれると思います。

個人的には日常的なスナップとか
ポートレートとかペットとか
基本的にじっくり向き合って
撮れるものばかりなのであまり気になりません。

上記したジーコージーコーの迷子タイムだけは
時々気になりますが…。笑


まあとにかく、
素早い被写体を撮りたい人が
PENTAXを選ぶ理由はないと思うので
そういう人はうだうだ言わずに
素直にCorN社を買えばいいだけの話です。

 

あと、余談ですがKPからK-1

FA31mm Limitedを付け替えると

尋常じゃないほどピントの精度とスピードがアップしました。

 

組み合わせによる相性とかもある音かもしれないですね。

前に書いた異音もK-1だと一切しないし、不思議。

 


2.連射精度


フォーカス速度と
関連してくるのが此処なんですが

連射速度がいくら速くても
ピント合ってなきゃ意味ないよなという話です。

 

 

コンティニュアスAFで正確に
被写体を捉え続けられるかっていう。


今の所結構これもきついんじゃないかな~と思います。

そもそも連射速度を出すっていう方向性の機種も
恐らくK-3系列の領域なんですよね。

 


だからKP、K-1とかは
そもそも連射速度も他社に比べると
かなり控えめなスペックかと思います。

まあ、この辺は画素数との兼ね合いとかもあるんでしょうけどね。

 


~フォロータイム~
PENTAXで素早い&正確な連射を求めるなら
恐らくK-3 IIと55-300 PLMの組み合わせかと思われます。

これなら他社きっとギリギリ渡り歩けるんじゃないかな~。


でもこれまた
個人的なアレですけど

 

 

全然連射使わね~~~~~~~~~!

 

 

そんなすばしっこいモノ撮らないんだよなあこれが。
なのでこれもそういうの求めるなら
素直にCorN社案件です。


PENTAXで云々文句言うところじゃないと思うのです。

 

3.オートホワイトバランス


…そのホワイトバランス、乱れるよ。

 

 

とは言っても大方
正しく機能してるように思います。

 

時折、本当に時折
「なんでこのタイミングで?????」
みたいなシチュエーションで乱れるんですよね。


まあ、RAWで撮っておけば良い話なんですけど
基本的にはJPEG撮って出しマンなので
あんまり後からWB整えたりってしないんですよね。

 

あとこれは別件かもですけど
WBをCTEにしたまま夜撮影すると
街灯のオレンジ色に色を占拠されます。

 

分かってるのに
日が沈んだあと毎回この下りやるんですよね。

 


~フォロータイム~
これは上記した通りRAW撮影すれば解決ですし

PENTAXのカメラは最終撮影の1枚が
メモリにキャッシュされるので


例えJPEGのみで撮影していても直後にRAWで保存して

WBとカスタムイメージを変えたりできます。

 

なので一枚撮ってみて
キャッシュを使って変更して保存でもいいし


キャッシュをプレビューとして使って
再度撮影してもいいし

JPEGのみの撮影でもどうにでもなるかなと思います。

 

ま、これも此処までと共通で
個人的にじっくり撮影がメインだから言えることなんですけどネ。

 


4.動画機能


他社に2周3周と差をつけられているとも
スマホの方がマシとも

これまた散&々な言われようの部分です。

ここで一つ僕との約束です。

 


Movie SRは絶対にOFF

いいね?

Movie SRは絶対にOFF だ!

 

 

恐らく動画機能がやばいと言われる所以は
この機能が殆どの原因だと思います。そう思いたい。


ざっと調べた感じ簡単に言うと
スチル用のボディ内手ぶれ補正と
この映像用の手ぶれ補正が
うまく噛み合わない的なアレらしいです。


このMovie SRをオンにすると何が起こるかというと
こんにゃく現象が起こります。


スチルで言うところの
ローリングシャッター現象みたいなもんですかね。

カメラを動かすと被写体がうねうねします。キモイ。


~フォロータイム~
個人的には正直、このこんにゃく現象以外は
あんまり他社に劣ってると感じはしないんですよね。

SRをオフにすればなくなる問題ですし。

 

ただ悲しきかな
映像向きのレンズが少ないっていうのが痛いですよね。

 

FA Limitedで動画なんて撮ろうもんなら
フォーカスのモーター音で
音声はまるで使えなくなるでしょうね。


しかし、ここでもまた出てくるのが55-300 PLM。
そもそもフォーカシング時の音が静かというだけじゃなく
なんとAEロック(親指フォーカス)してる間
ずっとピント合わせてくれます。もちろん無音で。

 

ちょっと他社の仕様が分からないんですが
十分実用的なレベルじゃないかな~と思ってます。

 


5.連携アプリ


これはクソオブクソ。
フォローする気にもなれない。

 

重たくてまともに動かない。

そしてリモートモードだと機能的に
本体で出来ることの半分もできなくなる。

タイマー撮影とかね。

 


撮った後プレビューは出ないし
本体の写真を読み込んでもいつまでも更新されないし
そのくせ何故かスマホ自体の写真を読み込む機能に
結構なスペースが割り振られてたりと。いつ使うんだよ。

 

上げればキリがないほどクソなんですけど
一番のクソポイントが
ほっとんどアップデートされてないということです。

 


恐らくレンズとかカメラの部門と
全く別の所がやってるんだと思います。

いや、そう思いたい。


結構実直によく使う機能は
カメラ本体、レンズ本体に反映されるメーカーだと思うので
同じ人達がアプリ開発に携わっていたら
こんな惨事にはならないはずです。

 


~フォロータイム~
なし!!!!!!!!!!!!!!!!

 

おわりに

というわけでここまで
PENTAX使いとしては辛口に書いてみたつもりですが
通して自分の使い方としては全く問題ない、という結論です。

(※アプリ以外は)

 


何より前回も書いたとおり
FA Limitedに代表されるような
官能評価的な描写とか

 

CTEで得られる記憶と直結するような色づくりとか
そういう部分がとても気に入ってて

これって今回挙げた駄目なところの
裏返しで得られてるような面も少なからずあるのかなと。

 


なので、使い方がハマる人にとっては
ずっと付き合っていける頼もしい相棒になってくれるはずです。

 


当てはまった人は是非、
ようこそおいでませPENTAX沼。