人生は沼だらけ

バンド、カメラ、バイク…果てはコスプレ。

バンドの解散について

どうもこんばんは。

2月もあっという間に過ぎ去っていこうとしてますね。

 

先日、2月9日に

4年間続けたバンドを解散しました。

 

本当は鉄が熱いうちに書きたかったんですが

気持ちが落ち着かなかったのもあってこんなに経ってしまいました。

 

 

 

そもそも楽器を始めたのは中学生の頃でした。

昔から親の車で音楽はたくさん聞いて育ちました。

J-POPと洋楽のディスコソングが多かったです。

 

中学に上がった頃から自分で音楽を選べるんだ、

ということに気づき始めて

ラルクミスチルバンプアジカン…と

どんどん聞くようになっていきました。

 

そして友人に勧められ

アコースティックギターを買いました。

9980円のやつね、セピアクルーの。今でも覚えてる。

 

音なんてスカスカのギターだし

Fは鳴らないし一人で練習しててもつまんないし。

 

しばらく放置してたんです。

でもモテたくて(笑)また練習するようになって

 

気づけば指先の皮は厚くなり

いつの間にかエレキギターも買ってました。

バスカーズのレスポールね、コレもまためっちゃ安いやつです。

 

 

そして中3になってギターを勧めてくれた友人から

「平岡高校に行こう、軽音楽部があるから」と言われ

 

当時勉強にも他人にも自分にすらも

まるで興味がないというか、無関心だったので

 

言われるがまま、というか

目指すべき着地点を与えてくれてありがとうくらいの気持ちで

思い出したかのように受験勉強して…

 

 

 

ギリッギリ合格しました。

まあ、勧めてくれた友人は落ちたんですけど()

 

 

 

何となく気まずい気持ちは隅に置き

 

入学して早々に

意気揚々と入部届を手に顧問の先生のところへ行き

 

 

 

 

「うちは厳しいから、もっとちゃんと考えてから入りなさい」

 

 

 

最初の一言目にしてはキツ目でした。

 

部活なんて希望すればすっと入れると思ってましたから。

でも入部してみたら本当に大変で

最初の3ヶ月くらいは楽器持たせてもらえないんです。

 

ひたすら筋トレとランニング。

 

世間がイメージする軽音楽部とは

ちょっと違ったんじゃないかな。

 

 

 

そしてなんとか無事に、

初めてバンドを組みました。

 

最初はバッキングギター担当だったんですけど

なんだかんだで歌も歌うことになり。

 

 

大会出て賞取って本州まで遠征したり

レコーディングして配ったり

学祭で演奏したり色々ありました

 

 

高校1年生の時に録音したものがあるんですが

門外不出です。誰にも聞かせたくない。笑

 

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高校時代の私(服がダサい)



思えばその頃の感覚のまま

此処までバンドを続けてきた感じがします

 

やるならとことん

趣味でも本気で

 

という感じというか。

 

 

高校卒業後は

Wasted Trash、フールプルーフとバンドを組み

先日解散したthe name'sと計4バンドやってきました。

 

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Wasted Trashの頃(服がダサい)

 

もちろん高校生、大学の頃は

「プロになってやるぞ!」って意気込んでました。

 

でもそんなに甘くなかったな~~~~

 

というか自分が自分に甘かったんだろうな~~~~

 

と思います。

 

 

 

いや、自分自身の歌はこう言っちゃなんですが結構好きで。

上手いとか下手とかではなくて、少なくとも

「よく聞く歌声」ではないことに誇りを持ってます。

 

 

ただ、それだけではどうにもならないこともあるんですよね。

 

 

「いや、あの歌手のものまねしてるようなやつがなんでそんなにもてはやされんのよ」

 

とか尖ってた時期もありました。

でも、もう売れてるアーティストの廉価版(失礼)と考えれば

ある程度売れるのは道理なんですよね。

 

 

そもそも個人的には、個性ってパクリの掛け算だと思ってて。

 

最初は何をするにしても先人の見よう見まねしか出来ないじゃないですか。

でも自分が好きなものを

摂取して摂取して摂取できるだけして

 

その中から更に自分の能力に見合った部分だけを

取捨選択していった先に個性が生まれると思ってます。

 

 

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フールプルーフの頃(髪が長い)



 

話がそれた。

 

 

 

まあ何が言いたいかって

16歳からずっとやってきたバンドというものに

一区切りついたんだよな~~~~っていうふわっとしたことです。

 

 

余韻から抜け出せないというわけではないんですが

熱しやすく冷めやすい性格なので

10年以上続けたことがフッと途切れるという経験が初めてで。

 

どういう気持なのか自分でもよく分かってないです。

 

 

なんというか

何でも長く続けてると

変な意地とかプライドとか

出てきちゃうところってあるじゃないですか。

 

もちろんそういうの抜きで純粋に楽しめる人が最強なんですけどね?

 

でもそういう副産物的な感情が

一切ない人間なんていないと思うんですよね。

 

 

10年も続けてれば余計そうで。

 

なんというか

次はもっといい曲作らなきゃ

次はもっといいライブしなきゃ

次ももっとお客さん呼ばなきゃ

 

とか

本来本質を磨いて着いてくるものを

先走って追ってしまっていたというか。

 

だからちょっと荷が降りて楽になった気持ちも正直あります。

 

 

でも前より歌を歌いたいなと言う気持ちは大きくなりました。

 

今までは何となくでやってても

続けてきた経験と知識で

何となく人前に立てる環境がありましたから。

 

でも一人だとそれがなくなったも同然で。

 

 

今はまだ、

それをまた一から再構築する元気はないですが

人前で歌いたい気持ちが膨らんでくれば

自然とまたなにかやりだすと思います。

 

まだ此処にかけるほどの計画はないですけど、

色々できればいいな~と思ってることはあるので

 

 

 

また、ライブハウスで歌えればいいな。

 

 

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解散ライブの様子

 

2/9は本当にたくさんのお客さんが来てくれて

CDもたくさん売れました。

 

色んな人に支えられてたんだな~と痛感しました。

 

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解散ライブの様子

これからも何かと(カメラコスプレ歌バンドギターバイクetc…)

自由に色々やって行きますので

 

アイデンティティたるバンドマンという肩書を失いましたが

どうぞよろしくお願いしたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

良いこと書こうと思ったけど

当時の自分の服がダサすぎて全然集中できなかったな…。